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▲QRコード乗車券に対応した改札機(南海電鉄)
関西を中心とした私・公営鉄軌道・バス事業者で構成されるスルッとKANSAI協議会が2022/11/18、QRコード乗車券の開発に着手すると発表しました。2024年春に開始予定です。

スルッと KANSAI 協議会では、QR コードを活用したデジタル乗車券(以下「QR コード 乗車券」といいます。)をお客様のスマートフォンで購入し、チケットレスでご乗車いただ けるサービスを 2024 年春(予定)に開始すべく、ウェルネット株式会社(北海道札幌市、 代表取締役社長:宮澤 一洋)とともにシステムの開発に着手いたしました。
(中略)
今回は IC カード化されていない企画乗車券や普通乗車券等を QR コード乗車券で発行す ることにより乗車券の非接触化とキャッシュレス化を進め、利便性の高いサービスの実現 を進めていきます。

引用元: QRコードを活用したデジタル乗車券の開発着手について(https://www.surutto.com/newsrelease/release/s221118.pdf

これまでの乗車券としては紙、磁気、ICカードの3択でしたが、近年になりVisaのタッチ決済と共にQRコード乗車券が一部で導入されています。

関西の事例としては、
・大阪メトロ:2019年~実証実験
・阪神電鉄:2020年に実証実験(https://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/2960
・南海電鉄・泉北高速:2022年~企画乗車券(一例としては:https://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/220916.pdf
・近鉄(https://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/eticket/
があります。関西以外では、既に磁気乗車券を廃止し、QRコード乗車券を券売機で購入できるようにした事業者もありますが、今回は前者のスマホで購入するタイプになるようです。

まだ磁気乗車券が廃止される段階ではないと思われますが、ICカードのように相互直通運転先でも下車が可能になるQRコード乗車券、社局を跨いだ企画乗車券(1日フリー乗車券など)が実現するかもしれません。
また、関西大手私鉄が共同でこれからMaaSを構築すると既に発表していますが、それとの連携なども気になるところです。


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